知っておきたい生命保険にかかる税金

生命保険には、税金がかかる

生命保険は病気や怪我、死亡などがあったときに、保障金を受け取ることができるサービスです。
ただ、その受け取るお金は全て手元に入るわけではなく、税金がかかります。
これを知っておかないと思わぬお金がかかって困ることもあるため、気をつけておく必要があります。
生命保険で発生する税金は3種類あるため、申し込むときに理解しておきましょう。

相続税、所得税、贈与税の3つを理解しよう

相続税とは、亡くなった人の財産を子供や配偶者が受け取るときに発生する税金のことです。
亡くなった人の財産を承継すると、大きなお金が手元に入ることになります。
このときに納税の義務が発生しますが、取得する金額に応じて支払う税金の額は変わります。

たとえば1,000万円以下の財産を受け取るなら、税率は10%です。
また、1,000万円を超えて3,000万円以下の場合、税率は15%となっています。
さらに3,000万円を超えて5,000万円以下の財産を受け取るときは、20%の税率です。
このように相続税は段階的に変わるため、保険に加入するときには合わせて理解しておきましょう。

次に所得税ですが、生命保険で保障金を受け取ると所得が増えることになります。
所得とは簡単に言い換えると収入のことで、所得税は収入に応じて税率が変わります。
たとえば195万円超、330万円以下の所得の場合、10%の税率がかかります。
ここから20%や23%というように、所得が増えるごとに税率も上がります。

最後に贈与税ですが、これは財産を受け取った人が、その金額に応じて支払う税金のことです。
贈与を受けた1年間の1月1日~12月31日までが対象となり、この間に受け取った財産が課税対象となります。
贈与税は不動産などを思い浮かべる人もいますが、保険で受け取った保障金もその対象となっています。

ちなみに「生命保険に加入すると、取得税という税金がかかるのでは?」と考える人もいますが、取得税という税金はかかりません。
これは勘違いする人がいるため、気をつけておきましょう。

税金は必ず払わないといけない

保険で受け取った金額にかかる税金は、必ず払わなければいけません。
人によっては大きなお金を受け取ったことで、「全額を自分のものにしておきたい」と考えるかもしれません。
しかしそれはできませんので、税金は必ず払いましょう。
支払いを怠ることでさらに課税される可能性もあるので、注意が必要です。

生命保険に加入するときには、つい月額料金や保障内容ばかりを考えてしまいがちです。
ただ、相続税、所得税、贈与税はきちんと理解しておかないと、あとで予定外の支払いが発生し困ることがあります。
あらかじめ、しっかりと気をつけておきましょう。