配当金のしくみについて

配当とはどのようなお金なのかを解説

保険に加入すると、毎月「掛け金」を払う必要が生じます。
ただ、保険は「病気や怪我をした場合」「ガンになってしまった場合」など、特定の病気などになったときにお金を受け取れるものです。
そのため怪我や病気にならなかった場合、掛け金は支払うばかりで戻ってきません。

保険には「掛け捨て」と「貯蓄型」のタイプがあり、貯蓄型の保険を選べば掛け金の一部は自分の資金として貯蓄することができます。
ただ、掛け捨てタイプの保険では、病気などにならなければ掛け金は払うままになってしまいます。

しかし保証金を受け取れない場合でも、掛け金の一部が保険会社から支払われることがあります。
これを「配当金」といいます。
つまり病気にならなかったとしても、保険会社からお金を受け取ることができるのです。

もちろん怪我や病気のときなどに受け取れる金額と配当金の金額は、大きく異なります。
ですがそれでも、支払った掛け金の一部を受け取れるのはありがたいものです。

配当金について理解しておくと、より適切な保険を選びやすくなります。
しっかりと理解しておきましょう。

配当金の分配方式とは

配当金の分配方式には、大きく分けて次の3つがあります。
ひとつめは「資産配当」というものです。

保険会社に支払う保険料には、「企業が保険サービスを提供するための費用」が含まれています。
ただ、企業によっては予定していた経費よりも少ない費用で、保険を提供できることがあります。

この場合、保険の加入者は、受けられる保証サービスに比べて高いお金を支払っていることになります。
つまり企業の費用を、余分に負担している状態です。
この場合は企業が浮いた経費の分を、配当金として支払ってくれます。
これが資産配当です。
資産配当は必ず受け取れるお金ではないものの、ときどき支給してもらえることがあります。

次の分配方式として、「死差配当」というものがあります。
保険に加入すると、対象者が亡くなったときに保険金を受け取ることができます。
保険会社は「どれくらいの年齢の人が、どのくらいの確率で亡くなるのか」をデータで算出しており、この数字から加入者の保険料を決めています。

しかし場合によっては、保険会社が想定していたよりも死亡率が低くなることがあります。
死亡率が低くなると亡くなる人が少なくなり、保険会社が支払う保険金の額も減ります。
つまり保険会社にはお金が余ることになるため、分配金として加入者へ払い戻されることがあるのです。
これが死差配当です。

最後に利差配当ですが、保険会社は集まった保険を運用して、十分な保険金を準備しています。
このとき通常よりも運用が上手くいくと、配当金として加入者に払い戻しがされます。
これが利差配当です。

配当について、正しい知識を身につけよう

このように配当金は保険へ加入するときにはとても大切なもので、種類があります。
それぞれの種類について、きちんと理解しておきましょう。